昨年、結成60周年を迎える札幌ポプラライオンズクラブの会長を拝命し、記念式典や奉仕活動とクラブの運営をスムーズに進めるために、日々邁進してきました。
転勤にて札幌に、札幌が気に入り、市場性も良好と考え、引越し後、半年で当社を創業。
まだまだ土地勘もなく、友人は無く、知り合いも少ない、そんな状況でのスタートでした。
経営の知識や経験もない中で、最善を尽くし、頑張るも2期連続で赤字、家族を守る為に生活できる給料だけは何とか確保できる状態。
そんな時、工事でお世話になっている取引会社さんから、「様々な経営者との交流や繋がりを作ることも勉強になるのでは？」とお誘い頂いたのがきっかけで入会。
寄付や貢献するより、まだ自分の足元を固めるのが大事と思いながらもなんとか出席。
すると先輩の皆さんに可愛がって頂き、不動産の勉強会や宅建協会の運営など、仕事にもつながり、様々な業種の方々と知り合うことで様々な問題の解決が可能となりました。
今があるのは、ライオンズクラブにて多くの方との出逢いを頂いたおかげです。
その恩返しを含め、60周年という記念の年に会長という大役を受けさせて頂いたのですが、一昨年から今年にかけ、札幌の不動産市況が悪化、自社でリフォームし商品化した住宅が成約するのは、赤字になってから、過去にないような状況が続いてました。
先月、姉妹提携している福島県の須賀川ラインズクラブの60周年記念式典に参加。
地元の国会議員や多くの政治家も参加する素晴らしい式典でした。
その場でも、クラブを代表し祝辞を述べさせていただき、今年度の大きな職務を終わらせることが出来ました。
今月からは、次年度の役員の皆様への引継ぎと70周年に向け、継続した活動とクラブの繁栄の為に今期の会計を担当頂いたメンバーから提案のあった財務面の改善を創っていきたいと思います。
式典のと共に、地元東北をみんなと一緒に観光しました。
小さいころから何度も言った中尊寺、宮城県南の白石城、式典の翌日は山形へ、初めての出羽三山神社、羽黒山五重塔を見学し、酒田、山居倉庫と本間家旧本邸、酒田は何度も言ってましたが観光は初めて、夜は銀山温泉、レトロな趣に懐かしい、祖父母との子供の時の湯治を思い出しました。
最終日は、秋田、角館、桜が満開、家族といったことはありましたがガイドさんの説明に街の盛衰や多くの人の思いを感じます。
ただ、繁栄した源には、利他の心、貢献心があることを、今に残る歴史的建造物を作った偉人の考えに共通している事を感じます。
日々、様々なことが目の前に現れますが、改めて経営理念「共存共栄」に生きることが重要と思います。
