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ジャーナル JOURNAL

ジャーナル / 代表から

東日本大震災
2021.03.14

あの時、私は週末のオープンハウスの準備の為、物件の近所に看板を設置していました。

神戸に住む、先輩から「テレビ見た?さっきの地震凄かったよ、宮城が大変な状況だと思うよ」と言われ、仙台に住む妹に電話。

「地震は凄かったけど、停電で電気は来てないが大丈夫。」との返答に安心し、普通の業務に戻り、仕事をお終わらせ帰宅。

すると、テレビの画面から飛び込んできた映像は、慣れ親しんでいた仙台空港の映像、津波に何もかもがのまれていく。

すぐ近所には妻の友人の家も…

そこには生まれたばかりの子供もいる…

すぐに、妹、弟、母に連絡するが電話はつながらない…

妻の母も仙台にいる。

連絡はやはり取れない…

1週間後、やっとみんなの無事が確認できました。

しかし、親戚、友人安否が確認できない人は数えきれない…

できることは限られる、奉仕団体のみんなと街頭に立ち、募金の呼びかけ、多くの方の温かいお気持ちを頂きました。

4月に入り、フェリーが就航、何ができるわけではないが家族に会いに宮城へ向かう。

高速を降り、山を越え、故郷に入る。

瓦礫の山と無くなった街が目の前に現れました。

目から涙があふれ出る、止まらない‥‥

今でも鮮明に見える無くなった街の風景。

あれから10年が経ちました。

1年前に帰省した街は、昔からは大きく変わりましたが、通常の生活が戻りつつあります。

しかし、あの時、思った家族との絆、大切さから、「何の為に生きていくのか?」「家族で笑顔溢れる人生を送る為」だと強く思いました。

3月11日が来るたびに、この気持ちを振り返り、私たち「アールスペース」の不動産という事業を通し、経営理念「共存共栄」のもと、多くの皆様の「幸せ」に貢献できる企業になりたいと心から思います。

 

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