国土交通省から、公示地価が本日発表されました。
全国的には、6年ぶりの下落です。
私が不動産業界に入ったのは27年前、当時はバブル崩壊後の不景気真っ最中。
地価は毎年下落、それが当たり前。
上昇に転じたのは2017年ころ、その時も大きなニュースになったのを覚えています。
しかし、リーマンショックで状況は一変。
また不景気により、中古住宅の売却には、倒産、解雇等により、住宅ローンが返済不能になった方々からの相談が増加しました。
そこからやっと、景気も回復し、徐々に不景気がもとになる売却は減少してきました。
ただ、今回の公示地価の発表と現状、記事の内容を見ると少し心配になります。
でも、北海道の日々の取引の現状は、北海道版に記載の通り、中古住宅の市場は活発です。
成約数よりも、市場に出てくる売却物件の方が減少しています。
売主であるご高齢の方々が、新型コロナの影響で売却を先送り?している事も要因なのかなと思われます。
その為、受容よりも供給数が少なく、地価の減少が抑えられているのでは…
ワクチンの投与がいきわたり、新型コロナが終息に向かうにつれ、売却を控えていた方々が動き始めると市場への供給が増え、価格が下落することも考えられるのでは、個人的に思っています。
先はわかりませんが、売却をご依頼頂く売主様、ご購入いただける買主様、皆様の望みを叶える事を業務の中心に置き、社員一同、皆様をサポートしていきたいと思います。