3.11
この日が来ると毎年、思い出します。
私の地元は、宮城県南三陸町、東日本大震災で大きな被害を受けました。
親戚、近所のおじさんおばさん、同級生、友人、多くの方が先立ちました。
北海道からのフェリーが復旧し、4月2日に地元に入った時は、変わり果てた故郷に涙が溢れ、止まりませんでした。
あれから12年、皆、様々な新しい人生を進み、新しい日々を送っていると思います。
しかし、この日が来ると思い出します。
この命があることを
当たり前の毎日が過ぎることを
当たり前ではないという事。
私はこの病院で生を受けました。
今ある一日一日を大切に、多くの皆様のお役に立てるようにこの命を使っていこうと強く強く思います。
アールスぺ―ス 芳賀由治